歯ブラシの選び方|あなたに合った1本で毎日のケアが変わる!
2025/05/14
毎日なんとなく使っている「歯ブラシ」、実は自分の口に合ったものを選ぶことで、むし歯や歯周病の予防効果が大きく変わることをご存知でしょうか?
歯科医院でのプロケアと同じくらい、日々のセルフケアも重要です。
今回は、正しい歯ブラシの選び方を目的別・タイプ別にわかりやすく解説します。
1. 基本は「毛の硬さ」と「ヘッドの大きさ」
歯ブラシ選びで最も大切なのが、毛の硬さとヘッド(ブラシ部分)の大きさです。
毛の硬さは「ふつう」がおすすめ
やわらかめ:歯ぐきが弱っている方、知覚過敏がある方に
ふつう:多くの人に適しており、しっかり汚れも落とせる
かため:汚れは落ちやすいが、歯や歯ぐきを傷つける恐れあり(力の入れすぎに注意)
ヘッドの大きさは「小さめ」がベター
奥歯までしっかり届き、細かい部分も磨きやすいため、大人でもコンパクトヘッドがおすすめです。

2. 年齢やお口の状態に応じた選び方
お子様には「年齢別」の歯ブラシ
子どもの歯ブラシは、成長段階に応じて設計されたものを選びましょう。
幼児(1〜3歳):短い毛、太めの持ち手
小学生:大人に近い形だが小さめのヘッドが安心
中高生:歯並びに応じてふつうの大人用でもOK
歯周病予防には「極細毛」や「段差植毛」
歯周ポケットに毛先が届きやすい極細毛タイプや、毛の長さに段差がある段差植毛が、歯ぐきのすき間にフィットしやすく効果的です。
3. 矯正中やブリッジなどがある場合の選び方

矯正装置がある方や、インプラント・ブリッジをしている方には専用ブラシの併用が効果的です。
矯正中の方:先が細い「タフトブラシ」や「山型カット」
ブリッジやインプラント:毛束の少ない「部分用歯ブラシ」
4. 電動歯ブラシも選択肢のひとつ

毎日の手磨きが不十分になりがちな方には、電動歯ブラシも効果的です。ブラシの動きが一定で、磨き残しが減る利点があります。
音波式:歯と歯ぐきにやさしい振動で、歯周病予防に最適
回転式:物理的にしっかり磨けるが、使い方に注意が必要
ただし、電動でも強く当てすぎると歯ぐきを傷めるため、使い方の指導を受けると安心です。
5. 歯ブラシの交換は「1ヶ月に1回」が基本

どんなに高性能な歯ブラシでも、毛先が開いてしまうと効果が激減します。目安としては、
1日2回使う場合:3〜4週間で交換
毛先が開いたらすぐ交換
6. 歯科医院推奨の歯ブラシを使ってみるのも◎
市販の歯ブラシも悪くはありませんが、歯科医院専売の歯ブラシは、磨きやすさ・耐久性・歯ぐきへのやさしさが一味違います。
定期検診の際に相談してみましょう。
まとめ|歯ブラシ選びは「自分の口に合うかどうか」がカギ!
毎日使う歯ブラシだからこそ、なんとなくではなく、「自分の口の状態に合ったもの」を選ぶことが重要です。
以下のチェックリストを参考にしてみてください。
チェック項目 |
おすすめのタイプ |
歯ぐきが弱い |
やわらかめ毛・極細毛 |
奥歯が磨きにくい |
小さめヘッド |
歯並びが気になる |
山型・先細毛、部分ブラシ |
お子さんのケア |
年齢別の子ども用歯ブラシ |
時間がない・苦手 |
電動歯ブラシ |
日々のセルフケアの質を上げるためにも、「どんな歯ブラシを使うか」はとても大切なポイントです。
自分にぴったりの1本を見つけて、正しい歯みがきを続けましょう!
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